ダークツーリズムって何?

このブログでは、私がこれまで訪れた国内外のダークツーリズムにまつわるスポットを取り上げていきます。

 

そもそもダークツーリズムとは?

ダークツーリズムとは、戦争や災害など悲しみの記憶が刻まれている場所を訪れ、その歴史や教訓について触れる旅のことです。

こうした考え方は欧米で生まれましたが、下のように、最近日本でもその言葉が知られるようになりました。

 

どんな場所がダークツーリズムの対象になるの?

日本で1番有名なダークツーリズムの対象と言えば、

広島の「原爆ドーム・平和記念資料館」でしょう。

修学旅行で訪れることも多い場所ですが、原爆の被害に関する展示を見て、被爆者から体験談を聞くことは、

意識せずにダークツーリズムをしていることになるわけです。

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ダークツーリズムって不謹慎じゃないの?

ダークツーリズムに対する批判として、不謹慎では?という意見がよくあります。

確かに人々が悲しむ場所を観光スポットかのように扱うのは、違和感があるかもしれません。

しかし、こうした場所を訪れ、自分の記憶に刻むことは大切なことだと思います。

例えば、先ほど取り上げたような原爆の被害の記憶は、被爆者の高齢化で、風化が進んでいます。

現地を訪れることで、その記憶を受け継ぎ、それを後世に伝えることは意義のあることだと思います。

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広島の原爆死没者慰霊碑には「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」とある

マナーは守って

とは言っても、ダークツーリズムのスポットは、どこも人々の悲しい記憶が刻まれている場所です。

最低限のマナーは大切です。

  • 大声でしゃべらない
  • 笑い声を出さない
  • 展示物の写真撮影が可能か注意を払う
  • ことさらに自撮りをしない
  • 立ち入り禁止のところには入らない

こうした点に気をつけましょう。

まとめ

  • ダークツーリズムとは、戦争や災害など悲しみの記憶が刻まれている場所を訪れ、その歴史や教訓について触れる旅
  • 不謹慎という意見もあるけど、 悲しみの記憶を受け継ぎ、後世に伝えることは意義がある
  • マナーは守る

それでは、これから、私がこれまで訪れたダークツーリズムにまつわる場所を紹介していきます。